Y版山姥日記

旧山姥日記

1月9日の富士山・残照

1月9日午前11時55分頃
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久しぶりに
人穴の牛飼いのみっちゃんちに行く。
 
牛のお産間近らしく
みっちゃんはタブレットで母牛の様子を確認していた。
 
 
その後、眼鏡屋さんに行って眼鏡を注文。
 
術後の眼は老眼こそ直らないもの
明るさと鮮明さを取り戻したので眼鏡が合わなくなっている。
 
 
昼間運転するときは(夜以外)
20年以上前に買ったレイバンのサングラスを掛け
すごい迫力のオバチャンになっている・・・
(と、思いたくはないが風評ではそうらしい)
 
 
 
 
夕暮れ時
山の向うの残照さえも消えかかっている頃
 
我が家へと道を急ぐ。
 
 
 
山の上は冬木立
 
温かそうな残照は
あくまで色が暖かそうなだけで
 
不実なオトコのように風は冷たい。
 
 
 
その残照さえ消えてしまった空は
 
浮世絵の空の色のようなグラデーションで
あの色は写実だったんだと
いろいろな作品を思い出していた。
 
 
 
 
春の兆しは
もうすぐやってくる。
 
 
この悲しいほどの藍色の
 
 
 
そのまた向うには
光溢れる日々が待っていると
 
 
そう思うだけで
 
 
 
 
少し
 
 
心が踊る
 
 
 
 
 
 
気がする。