Y版山姥日記

旧山姥日記

2014年6月のまとめ

6月に読んだ本

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2398ページ


http://ecx.images-amazon.com/images/I/51rRSFMgQeL._SX100_.jpgまほろばの王たち
読了日:6月27日 著者:仁木英之
 
 
 
 
 
 
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qc73SiCNL._SX100_.jpgいつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記)感想
前作「無花果の実のなるころに」を昨日読み終えて、今日これを読了。ほのぼのと江戸っ子の優しさを描いているわけでもないのに、なんとなく甘ったるい想いが残る。望郷だろうワタシ自身の。あっという間に読んじゃったけど、もう一度読んでもいいな。
読了日:6月24日 著者:西條奈加
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Yc16RkMEL._SX100_.jpg製鉄天使感想
今朝方読了。北森鴻と同じ雰囲気かと思って借りたけど、全く違っていて・・・まぁ、これはこれで面白くて一気読み。ディテールに無理があるなとも思ったけど、活劇と思えば、これもまたよし・・・かな。
読了日:6月21日 著者:桜庭一樹
 
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41qeMp74cOL._SX100_.jpg注文の多い注文書 (単行本)感想
いつもの通りの図書館から借りた本で、読み終わった後、注文。長野まゆみの鉱物の本も荒俣先生の図鑑も机のそばにおいてあるから仲間入りさせようと思う。「ないものあります」の仲間だね。こういうの大好き。クラフト・エヴィング商會のご本も大好き。孫が騒ぐから「ピタゴラスイッチ」にします・・・
読了日:6月16日 著者:小川洋子,クラフトエヴィング商會
 
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51oK3gCbtFL._SX100_.jpgミーナの行進 (中公文庫)感想
今度の日曜、45年ぶりに友人に会う約束になっている。そんな約束をしている最中に読み始めた。1972年と言えば、日曜に会う友人と最後に会ってから3年か4年後の事。ワタシは既に大学生だった。この1972年の中学1年と小学6年の少女達の感性の鋭さ。劇的な一年間。沢山のことがあり、少女達は少しずつ成長する。コビトカバのポチ子や登場人物の顔さえ想像が出来るのは挿絵によるのだろうか。少女の頃の早熟さを思い出しながら、号泣しながら読んだけど、ミーナと朋子が再会した時の会話が聞きたいと思う。大人になることは素敵なんだよ。
読了日:6月12日 著者:小川洋子
 
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/21D9WADQVVL._SX100_.jpg虚無への供物 (講談社文庫)感想
随分と長いこと掛かって読了。この本を飛んでいる間に何冊か読み終わっている。この本に二十代のころ出合っていたならば一週間も掛からなかっただろう。それほどに古色蒼然としている。「面白くなかったのか」と問われれば「面白かった」と答える。金田一耕介シリーズを読み終えたときの気分に似ているが、あれは今から20年も前のこと。長さも重さもそうだけど、読み応えは充分。でもオバちゃんは再読しないなきっと・・・
読了日:6月11日 著者:中井英夫