Y版山姥日記

旧山姥日記

6月9日12日の富士山・夏富士へ

6月9日午後1時55分頃
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6月10日午後6時54分頃
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6月11日午前6時24分頃
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6月12日午前6時43分頃
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一夜明けると
富士山の雪は随分と溶け
夏模様。
 
 
 
これから
この辺りのヒトは
「青き富士」と呼ぶ。
 
 
「青」は
 
「蒼」だったり
「藍」だったり
「碧」だったり
 
その富士山を見たヒトが
それぞれ感じる色。
 
 
 
そういえば、いつだったか
 
古来、この国に「みどり」色の概念がなかったと
聞いたことがある。
 
 
すべて「あお」
 
 
 
「みどり」もいろいろな字があるけれど
 
「あお」も負けず劣らずその字は多い。
 
 
 
今だって
信号は「青」
例え緑色の明かりがついていても
緑信号とは言わない。
青信号。
 
 
 
 
ススキも今は
「青芒」
 
 
 
そうそう、
 
いつもの窓辺の机の前に座って窓の外を眺めていると
 
 
一陣の風が吹いて
青芒がさやさやと音を立てて揺れた。
 
 
湿気を含んではいても
心地のよい風だった。
 
 
 
強い風はヒトを戦かせることもあるけれど
 
そよ風が通り過ぎてゆくとき
なんだかとても幸せな気分になれる。
 
 
 
 
 
 
 
 
今日、早朝から
東富士演習場からの轟音を運んできたのも同じ風だけど
 
 
 
 
 
 
 
それでも
よい風の一日だった。