5月13日から25日の富士山・その一
5月13日午後5時32分頃
この日、息子は29歳になった。
姉二人の末っ子長男のキミのこれからに
幸多かれと母は祈るばかり。
5月14日午前9時32分頃
この日、次女から母の日の贈り物が届く。
ワタシの要望した「お多福紫陽花」の苗だ。
正式名称は「うず紫陽花」と言うらしい。
5月15日午前10時6分頃
5月16日午後5時48分頃
やっとその気になって
庭の周りを歩いてみると
隣のクニヨちゃんが植えた小手毬も
四季咲きアカシアもモッコウバラも盛りは疾うに過ぎていた。
5月17日午前8時10分頃
夜に入り、新緑の桜の木の向うに赤い月を見る。
十七夜の月の兎は餅搗きに苦労しているのではないだろうか。
5月18日午後0時20分頃
5月19日午前7時54分頃
5月20日午前11時44分頃
月日は百代の過客にして行き交う年もまた旅人なり
「おくの細道」の冒頭部分で
この部分さえも あやふやなのが情けない。
読書記録に「おくの細道」は入れてはいないが
いつも机のそばにあって
机のそばにはあるが、ただそれだけの事。
今更五月病でもあるまいけれど
目の調子が悪く鬱陶しい。
風薫る五月
吹き行く風の美しさ
田に映る天辺だけの逆さ富士も
見るのも億劫で
けれども
来月の「山のオバサン弾丸一泊旅行」の準備だけは余念がない。
花が美しく見えないのは寂しいことで
お医者に行ってこよう・・・