Y版山姥日記

旧山姥日記

7月19日から22日の富士山・風立ちぬ

7月19日午前7時53分頃
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7月20日午後3時15分頃
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7月21日午前10時34分頃
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7月22日午後1時24分頃
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堀辰雄の『風立ちぬ』を最初に読んだのは
中学の時だったろうか、それとも高校に入ってからだったか。
 
バスタオル片手に読むものと信じて疑わない。
 
 
 
愛の形は千差万別・人其々
けれども、愛は永遠だ。
 
などと、言ってみたりして・・・
 
 
 
また、
百田尚樹の「永遠のゼロ」を読んだのは5月の事。
 
特攻で散って逝った若者の想いが胸を打った。
戦争の証言者でもある母の言葉も思い出した。
 
 
 
で、
 
今日、夫と見てきた。
前の席には女子高生二人が座っていた。
学校帰りなのか部活帰りなのか、いろいろな食べ物を持ち
始まるまでの間、楽しそうにおしゃべりをしている。
後ろのワタシたち夫婦が聞き耳を立て
食べているものに興味津々だということを彼女らは知らない。
 
若いって楽しそうだなぁ。
 
 
 
ジブリの映画については
たまたま電話してきた息子に
「お子チャマには分からない」と言って
堀辰雄の『風立ちぬ』をバスタオル片手に読むように言っておいた。
青空文庫で ただで読めるし。
 
 
青い空にゼロ戦が何機も漂い
空の青さと白い飛行機とが
 
『白鳥は哀しからずや空の青海のあをにもそまずただよふ』
を、思い起こさせてくれた。
 
この短歌は母が大好きで
植物状態の母に耳の傍でワタシは歌った。
この短歌には曲が付いていて
母の愛唱歌だった。
 
 
宮崎駿さんの
あの白い飛行機の上に
もしかしたら
母が手を振っているかもしれないと、
映画が終わった後、思った。
 
 
 
 
 
 
 
満月は明日。イメージ 7