Y版山姥日記

旧山姥日記

6月5日の富士山・忘却とは忘れ去ること

6月5日午後3時20分頃
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梅雨らしい空模様で
富士山は見えない。
 
洗濯物も乾いてはいるが
なんとなくシメボッタイ(湿った感じがするの意)。
 
 
 
昨日の蹴球のニュースを見ながら
突然思い出した。
 
 
今日は母の祥月命日だ。
 
お寺さんやお墓は遠いし
千の風に乗って」ではないけれど
心の中で手を合わせた。
 
抜歯した日に
母の遺言を思い出したのは
 
母がワタシに
あんたはすぐに忘れちゃうからねぇ・・・・
と、叱っていたのかもしれない。
 
今日中に思い出してよかった。
 
 
母は自分の娘の名前を呼ぶまでに
自分の姉妹を順番に言っていき
ようやくワタシの名前が出てきていた。
 
甥など飼い犬の名前の後に名前を思い出されていた。
 
で、ワタシ。
 
母のその遺伝子をちゃぁんと受け継いでいて
孫の名前とチビ犬豆蔵とニャンコのモモちゃんの名前が
ごっちゃになっている。
 
「娘の前では気をつけなさいよ」
と、夫にきつく言われてはいるが
 
口から突いて出る名前が
どれになるのかはワタシにだって見当がつかない。
 
 
 
ワタシが生まれる年(今日も実年齢ね)に映画化された
「君の名は」のナレーションの冒頭が
忘却とは忘れ去ることなり」だったんじゃなかったかしら。
 
 
ヒトは忘れるから生きていけるのよ。
と、居直ってみる。
 
全部覚えてたら
恨み辛み呪詛が脳内で爆発してしまうかもしれない。
 
 
だからね
 
年寄りがいろんなことを忘れたって
自分もいつか行く道だものと、
温かく見守って優しくしてあげてね。
 
ね・・・・
 
 
ねっ!