Y版山姥日記

旧山姥日記

3月16日17日18日の富士山・春の嵐

3月16日午後2時49分頃
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3月17日午前9時50分頃
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3月18日午後4時42分頃
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今から何年くらい前だろうか
たぶん40年以上前のこと。
 
神奈川県の金沢八景の近辺に連れて行かれた。
「この先に浜辺があるんだ」と、車を運転しながら
その青年は言った。
 
その浜辺があるはずの場所に着くと
見渡す限り陸地で
「この男はウソツキにもほどがある」
と、17歳ちょっとのワタシは思った。。
 
で、
その頃のその青年はスレンダーで長髪で髭はなく
ベルボトムジーンズにTシャツを着て
ちょっとカッコよかった。
 
 
その見渡す限りの陸地を眺めながら
二十歳ちょっと過ぎたばかりの彼は必死に何かを探していた。
 
漸く安心したような顔をしてワタシを手招きし
「ねっ!」と指差したその先に
 
「遊泳禁止」と書かれたぼろぼろの立て札が立っていた。
 
 
 
その後、ナントカと言う場所に連れて行かれ
その防波堤で彼は釣りをした。
 
ワタシは車の中で待っていた。
 
 
 
何故って
春爛漫の頃なのに風が強くて寒くて
釣りなんかキライだし
 
この歌を口ずさんでいた。
 
 
その後。
その青年とワタシは結婚して、太っ腹と山姥になっている。
 
年月って残酷よね・・・アハハ・・・
 
 
今聞いてみると
ワタシが口ずさんだのは2番の始めだけを
歌っているだけだったのね。
 
 
 
台風のような春の嵐の今日、
雨と風の音を聞きながらそんなことを思い出していた。