Y版山姥日記

旧山姥日記

10月24日の富士山・銀の翼 銀の月

10月24日
午前8時26分頃
イメージ 1
 
イメージ 2
 
午後4時45分頃の月
イメージ 3
 
午後5時3分頃
イメージ 4
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
それはまだお昼前の事。
孫を抱いて庭(荒地とも言う)に出て
屋根の上にジョウビタキがいた。
たぶんジョウビタキ、たぶん・・・
 
 
冬がやってくるね。
 
 
鳥の小さなさえずりと微かに吹く風の音の他
無音に近い。
犬も猫もじっとしている。
 
 
 
我が家の狭い竹林の
ずっとずっと上の真っ青な空に
一筋の雲を引いた銀の翼の飛行機が静かに西北に向かっていた。
あまりに高度が高いので飛行機の轟音は聞こえない。
 
静かに飛ぶ飛行機は
ポルコ・ロッソの哀しみを甦らせる。
 
 
夕方
ヨガから帰ってくると
色あせた青い空に銀の月。
 
 
長野まゆみの小説の中に出てくる少年のように
漆黒のビロードに月や星を貼れたらいいのに
と、少女のように想いを巡らせながら
 
来し方を振り返ってみたりもした。