Y版山姥日記

旧山姥日記

庭の仔野の仔・貴方もここにいたのね・・・

朝10時前に掃除洗濯など朝のお仕事が済んで
テレビ見ながら本読んだり縫い物したりしようかなぁと思っていた。
けれど開けっ放しの玄関から太っ腹の野太い声「ゲ・ン・ゴ・ロ・~~~
何よ何?ゲンゴロウってなによ。実在するの???
ワタシはゲンゴロウを見たことがない。
夫太っ腹は「見たことないだろう」と大きなお腹がまた大きくなって反っくり返った。
 
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このゲンゴロウ(1匹だけよ)のいるのは
庭(もちろん荒地だ)の端っこにある仕事用の流しで
横には希塩酸の入った大きな桶(銅釉の渋抜き用)があり
その横の少し小さめの真水の桶にはオタマジャクシが生息している。
オタマジャクシは太っ腹のペットで
その桶の中にゲンゴロウを入れようとして、ワタシに声を掛けたのだ。
 
 
 
カメラを持ってお外に出たのだから
そうだ!センニンソウのところへ行こう。
と、ワタシは車中の人となる。
 
アオツヅラフジ  (というそうです)   
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実がね
可愛いの。
 
このあたりには
花筏があったはずだから
花筏はどうなったかなと思って
車を止め、探してたら
この仔に会っちゃった。
 
花も可愛いわねぇ。
 
 
 
 
えーっとね、
50音順でと思ってみたりして・・・
 
 
イタンドリ
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山姥村周辺で年寄りは「イタンドリ」と呼ぶ。
イタドリって「虎杖」「痛取」とか書くそうで
スカンポの事。
たっくさん咲いてて、壮観だ。
この仔は我が家か少し下った墓所の手前の桐の木の下にいた仔。
 
オニドコロ (よね?)
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この仔は毎年二階の物干し場まで這い上がってくるけど
今年は太っ腹の魔の手にかかってしまったらしい。
少し歩けば会えることは分かっているからいいのよ。
 
 
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この仔の生命力の強さは折り紙つきだけれど
今年は初孫騒ぎで枝も切らなかったから凄いことになっている。
駐車場から石の階段を上ってくると
この仔に襲われるので要注意。
 
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  ボタンヅルとこの仔
  見分けのつけ方が
  よく分からない。
 
 
 
 
 
 
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  けれど
  この仔が咲く頃になると
  暑さがもうすぐ終わる喜びが
  心の奥底から
  ふつふつと湧き上がってくる
  そんな気がする。
 
  大好きな花のひとつ。
 
 
 
ヌスビトハギ (?)
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あなたはだぁれ?
と、聞いたのだけど返事はなかった。
返事したら怖いよね
 
なんて綺麗な仔なんだろう。
可愛い花なのにヒドイ名前をつけられた仔はたくさんいるけど
この仔の名前もヒドイ。
マメ科だから豆が生る。
その豆が盗人のつま先歩きに似ているから
この名前があるという説があるらしい。
もうちょっとナントカならなかったの?
花の名前をつける学者先生は
ベッタベタの恋愛小説読むといいかもしれない。
 
ヤブミョウガ                                   イメージ 5イメージ 7
 
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携帯電話のための鉄塔が森の中に立っていて
その周りはいつも下草刈りがきちんとされている。
鉄塔の周りのフェンスの中には入れないが
フェンスの外はこのヤブミョウガの群生地だった。
けれど下草刈りをしちゃうから数は減っている。
とはいっても、この辺り一帯がヤブミョウガなので
無くなることはまずあるまい。
この透明感のある白、きれいねぇ。
 
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この仔は少ない。
ヤブミョウガに比べてだけど。
 
薄い紫の花が
暗い森に差し込む
微かな日の光に
とても優しく光って
とても高貴。
 
 
 
 
 
車を走らせて
1kmくらいのところでUターンして
両側の森の際を眺めた。
お昼前だったから
対向車は一台もいないし
歩いている人なんて皆無だから
路肩に車を放置しようがノロノロ運転しようが
誰の迷惑にもならないから大丈夫。
 
しかし、
半径50m生活から逸脱してしまったことに
猛省せねばならないだろう。
まぁ、徒歩じゃないからいいかぁ・・・
 
それにしても
半そでで七分パンツ(サブリナパンツとも言う)で
素足にツッカケだったので
薮っ蚊に贅沢な血を供給してしまった。
愚かだったな。