Y版山姥日記

旧山姥日記

嗚呼 日本海・夕日沈む海の際に一人立つ

小木の港から佐渡島の反対側の相川へと車は走る。
が、その前に宿根木という所へ寄る。町並みが美しいとか・・・
確かに正しい日本海側の海辺の村という感じがする。
 
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その後、我が家の近所の染織家が推薦する干物やさんへ
 
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  丸中商店です
 名物のいごねりを買い求めました。
 その他いろんなものを買ったけれど
 食べちゃったのでよく覚えていません。
 
 
 佐渡へ行ったら行ってみて下さい。
 素敵なお店です。
 
 
で、車を走らせ続ける太っ腹は何だか楽しそうで
どうしたのかと聞くと「これだけ運転すると満足感がある」という答え。
しかし、ヤツは妻や兄といえどもまったく信用していないので
運転は自分がするに限ると思っているのは間違いないと思う。
 
 
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  何とかいう灯台
 
  旅の日々から随分と時間が経ってい  るので
  よく覚えていない。
 
  メモも取らなかったし・・・
 
  青い海に白い雲に灯台
  良い眺めでありました。
 
 
 
相川という所は次兄の嫁御が昔世話になったお人がいるとい言うことで
そのお世話になったお人を捜すことになっていたが
警察で聞いても分からず・・・
すったもんだして、全くの記憶違いもあったにしろ
探していたお寺があって、お世話になった方は鬼籍には入られていたけれど
そのご家族と邂逅できて本当によかったと胸をなで下ろしたワタシである。
だって、
今年のこの旅で探し当てられなかったら、来年また同じ旅が待っていたのだから。
佐渡島まで来て、金山も却下、朱鷺の保護センターも却下の旅って
面白いことがあるのだろうか・・・
 
太っ腹の兄弟達と旅をすると言うことは観光は諦めて
ただただ、その行程をこなしていくというものなのだ。
ナニが面白いんだか、ワタシには理解不能である。
 
 
けれど
相川のホテルでは民謡ショーというイベントがあって
相川音頭を見せてくれて、佐渡おけさの講座もあり免状もくれた。
観光旅行だよなぁ。
5泊6日の旅で、観光旅行だよなと思ったのはこの時だけだ。
 
その少し前、
長兄と次兄と次兄の嫁御と太っ腹は麻雀の卓を囲み
長兄の嫁御は部屋でくつろいでいる時
ワタシは一人で散歩に出た。
夕陽を見に行くのだ。
この夕陽を見る為に、三男の嫁は耐え続け、お仕えしてきたのだ。
 
日本海に沈む夕陽。
憧れの、人生最大の憧れの一瞬がやって来る。
ホテルの前には日本海が広がり水平線が見える。
突端まで行き、ワタシはただ一人日本海と対峙する。
 
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水平線の際には雲が出ていて
海に沈む夕陽は見る事が出来なかったが
 
波の音だけを友に
美しい情景を
一人で眺めることが出来たのは
無上の喜びだった。
 
 
 
 
 
 
麻雀なんかしている場合じゃないんだよね
この情景を見ないなんて勿体ないヤツらだ・・・