Y版山姥日記

旧山姥日記

8月1日2日の富士山・ささやかな誕生日

8月1日午後4時55分頃
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8月2日午後6時21分頃
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今日は目出度い太っ腹60才のお誕生日で
けれども、子供達がお祝いにやってくるのは土曜日だから
今日は二人きりでささやかにケーキを食べた。
ケーキと見栄を張ったけど、大きめのシュークリームだ。
 
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これでもワタシたちには食べ過ぎで
コレステロール値がねぇ。
 
 
今朝、おめでとうと言って太っ腹の顔を見ると
余りご機嫌は麗しくないようで
まぁ、爺になったのだからなと思っていたら
なんと、仕事の原料のことで考え込んでいたらしい。
 
で、
「60才になって思うことはね、余生だなぁって事なのよ」
と、太っ腹がしみじみ云うので
ワタシはすかさず奏上した。
「アナタが余生って似合わないわよ」
 
そうなのだ。
彼はとても貧乏性で(働き者とも言う)
いつでもなにかやっていないと気が済まない面倒な性格の持ち主で
 
その夫がワタシを見て言うのだ。
「よく一所に座ってボーッとしていられるね」って。
 
まぁ、それぞれの特性なのでどうしようもないのだが
ワタシはボーッとしている訳ではない。
深遠な人生の命題について考えながらウトウトしているのだ。
ボーッとしている訳ではない。
ボーッとしているんじゃないのよ。
 
 
そんな訳で
夫・太っ腹は還暦を迎えた。