Y版山姥日記

旧山姥日記

2月25日から28日の富士山・逃げる二月を逃がしてやる

2月25日午前8時48分頃
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2月26日午前6時21分頃
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2月27日午後4時57分頃
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2月28日午後4時6分頃
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26日の土曜日 息子の引っ越しのために上京。
 
東京タワーに思い入れの強い世代なので
何がスカイツリーよと斜に構えて興味のない風を装っていたが
首都高速を走っていてトーチャンに聞いてみた。
ねぇねぇ、スカイツリーってどこいら辺にあるの?
トーチャンが答えて云うには東京タワーと同じ方向だって。
助手席に座っているから運転しているトーチャン越しに
携帯のカメラを構える。
やっぱりデジカメ持ってくればよかったわと思う。
 
前を走るのは甥が運転し息子が助手席に座る2tトラック。
そのトラックを追いかけているのだから見失ってはいけない
と、思いつつ
トーチャンに話しかける。
 
ねぇねぇ、どのくらいの高さかなぁ。
大きいんだろうねぇ。
アタシャそんなに興味はないんだけどねと、言い訳も入れる。
 
東京タワーが見えて
やっぱり東京タワーよねぇ。いいよね東京タワー。
などと東京タワーを褒め称える。
が、
スカイツリーはどこじゃろうと眼が泳ぐ。
 
わぁ!と太っ腹が叫び
もう少しで甥の運転するトラックと生き別れになるところだった。
スカイツリーに気を取られていて前方不注意。
ほら、首都高って二股がいっぱいあるじゃない。
左右に分かれたんじゃ洒落にならないわよね。
 
 
 
 
その瞬間
なんだか東京タワーには申し訳ないけれど
出来上ったら見に行こうと思った。
 
デッカイと思ったのは夜のスカイツリーを目の当たりにしたときだった。
横を通り抜けたとき、トーチャンは云った。
「これまで生きて一番大きな建造物を見た」
トーチャン(太っ腹)は今年還暦を迎える。
 
 
 
 
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二月は逃げたいという態度を取っていたので
ワタシは見つからないように密かに逃がしてやった。
 
その方が身の為だと確信したからだが
それでよかったかどうかは分からない。