11月12日から16日の富士山・包丁は臍下丹田
11月12日午後6時17分
11月13日午後9時4分頃
11月14日
午後4時4分頃・人穴牛飼い夫婦宅にて富士山と日没
午後4時48分頃・慌てて帰宅後
11月15日午前6時1分頃
11月16日
午前7時21分頃
午前9時48分頃
今日、ちょっとしたことがあって
その原因になった事件は今から2年前のことだが
あの時は腹が煮えくりかえった。
そして、今日
その2年前の原因が我が家にやってきて
2年も温めた怒りが爆発した。
爆発はしたけれど、往時の勢いは既に無く
家具も食器もみな無事だった。
憤懣やるかたない気持ちを包丁にぶつけてみた。
つい2・3日前
伊豆は松崎の旅館のお内儀から
ニューサマーオレンジを送って貰っていたのを思い出し
怒りをマーマレードに替えるべく包丁を握る。
我が家の家宝の菜切包丁だ。名刀である。
ネットで調べると伊豆のJAのホームページに
ニューサマーオレンジのマーマレードの作り方が載っていた。
皮をリンゴのように剥き、1㎜以下の細さに切るとある。
分かったわよ、1㎜以下ねと簡単に思ったが
その細さに切るのは至難の業だ。
怒りを包丁と臍下丹田にぶつけ
ワタシは
ニューサマーオレンジの皮を切りまくった。
富士山に雪が降る。
五合目くらいまで白くなった。
明日からは寒気も緩むというから
溶けてしまうだろうが
また雪が降り富士山は白くなる。
溶けては振り、を繰り返し
真冬はやってくる。
ちっぽけなワタシの怒りなんか、どうでもいいことね。
そう思えてきたのは
臍下丹田に力を込め名刀を振るったおかげだ。
と、思う。