Y版山姥日記

旧山姥日記

9月2日の富士山・待ちかねて・・・

9月2日
午前9時18分頃
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午後3時17分頃
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午後3時12分頃
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午後5時23分頃
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何ヶ月ぶりの事かしら
一日中、富士山はその姿を人目に晒していた。
 
朝の空気がどことなく清々しい。
太陽はまだまだ夏を主張しているのだけれど
大気は、太陽の執着心に釘を刺すかのように秋めいている。
 
少し動けば汗は容赦ない。
 
でも、
いつもの窓辺の机の前に座り
玄関を開け放し、山側の窓を開ければ
そこは風の通り道。
 
蝉の声が微かになって
日中から秋の虫たちが啼く。
 
サクラの木の枝には
葉の残り少ないものもあり
ススキの穂が、少しだけ見えてきた。
穂と言ったって
まだしっかりと閉じてはいるし
風になびくなんて事はできゃしない。
 
いつものお天気オネエサンは
明日もまた30度を超える暑い日が来ると言っている。
 
それでも
やっと見えた富士山の色は夏のそれではなく
やはり、秋の色になっていた。
 
待ちかねたのよ。
夏の富士山が見たかったけど
もう秋なのね・・・