Y版山姥日記

旧山姥日記

「常識人の99%は非常識である」ワタシは常識人

常識人の99%は非常識である
 
イメージ 1
 内山安雄 著
 
    頂戴物
    しかも、作者のサイン入り
    それに「まじょ姉様」と
 
        ポニョの団扇は無関係
 
 
 
 
とある日(正確な日付を覚えてないだけ)
 鵬翼堂さん(http://blogs.yahoo.co.jp/n1129a1017)から送られてきたご本です。
今年初めの松も明けないうちに、彼女は本を贈ってくださって
これで2冊も頂いた事に相成りますです。(大感謝
 
でね、
このご本、最初と最後にテストがあって
どうしたことでしょう、まじょまじょはどちらのテストも
常識人と判定されました。
変わらないって事はワタシの頭が固いのか?と少々悩みこみましたが
まぁいいか・・・・・・・・
書評は鵬翼堂さんの方が面白いし当を得ているので
http://blogs.yahoo.co.jp/n1129a1017/60751212.htmlをご覧ください。(ごめんね)
 
 
このご本が本屋の棚にあっても、ワタシは読もうとしないようなお題なのです。
だけど 頂いたし、しかもサイン入りだしなぁと思いながらも読みました。
 
 
あはは・・・
この作者の内山安雄氏はウチのトーチャン太っ腹と同年齢でいらっしゃいます。
                             (だからワタシより2才上の19才ですねぇ)
ウチの太っ腹もそうですけれど
一筋縄ではいかない青春時代を過ごされた方のようにお見受け致しました。
 
あの頃(どの頃?)
世の中は騒然としていて、もっともっと貧しかった気が致します。
ハングリー精神という言葉が生き生きと新宿辺りを闊歩していたようにも思います。
 
そうそう、高校時代の同級生が新宿西口地下交番の前で
「革命は諦めた」とワタシに言ったあの頃のことでございます。
 
そんな時代に青春時代を過ごした者の一人と致しましては
内山安雄さんの仰りたいことが苦笑いと共にすぅっと身体に染込みました。
 
スーパーや病院でギャーギャー騒ぐガキをナントカしろよとか
リクルートスーツはワタシの美意識の範疇外(ゴミにしたい)であるとか
おデブは豊饒の象徴で美しいとか
気の小さいワタシには決して言えないことを
高らかに標されているご本で「なんかぁ、すっとしたわ」状態の読後感です。
 
ただ、田舎のオバチャンにとって
「トンデモ○○」と言う文章が少し理解できませんでした。
全く年取るってイヤねぇ・・・
ニホン語が理解できなくなって来ちゃったわ・・・
 
                                  KYが空気読めないというのは知っていますが                                  もっと進化していると聞き及んでいます 
 
 
 
 
最近頓に思います。
 
誰も彼もがマスメディアに意識を操作され
本当の在るべき姿(個人も国家も)を見る事すら出来ないのではないかと。
ワタシはマスコミには振り回されんぞと、新聞の購読を止めましたが
テレビやネットのニュースに、相変わらず振り回されているのが
少なからず不本意であります。
世捨て人になるには修行が足らず、致し方ない事かも知れません。 
 
 
学歴社会が正しい姿ではないことは分かっていても
自分の子どもが高校大学と進学するときには
少しでも良い大学へと思ったことは否めません。
どんなに学歴ではないと思っていても、
自分一人が逆らって貧乏くじを引いてはたまらないと思いました。
誰かエライ人が、この間違った社会を正して欲しいと祈るばかりです。
 
子ども手当とか高校の学費無料には目を剥きました。
そうしないと少子化を止められなかったり、若い人が貧窮しているとか
分かってはいるのですが
アタシたちの時は涙一滴ぐらいの児童手当しかなかったといじけております。
オバサンの僻めであるとは分かっているのですが・・・
超貧乏工芸家一家にも愛の手を差し伸べてよね
 
 
どこからか愚痴の羅列になってしまって申し訳ありません。
でも、
こんな愚痴を言葉に出来たのも、ひとえにこのご本のお陰であると言っても
過言ではないのです。
 
 
 
我がニッポンはいつから
お子ちゃまや若い者だけが大手を振っていられるようになってしまったんでしょうね。
大人が楽しくにこやかに暮らせれば、子どもも若い者も幸せになれるのに
と、ワタシは思うのであります。