愛おしい11月にもさよならを言う
午後4時37分
いろいろな思いに駆られる
いろいろなことが脳裏を過ぎる
今年の紅葉は美しい
山姥村の周辺の山々は 今を盛りの錦秋の直中
カラスが大挙してやって来て
枯れ色の田圃で集会を開き 電線に移り やがて去っていった
柿の実も残りわずかで
彼らの食べ物は少なくなってきているのだろう
大群のカラスの鳴き声は実にやかましい
不吉な鳴き声と思えなくもないが
そばで聞いていると
いくつかのグループに分かれ
大声でおしゃべりしている
我らオバチャン族の姿を見ているようで
人の振り見て我が身を正せと
どこぞの神さまが仰っているようで
赤面したとかしなかったとか・・・・・・・・
向いの山から我が家の裏山を見渡すと
我が家の裏山は夕日を内包しながらも闇を抱えているようだった
しかし
その頭上に広がる空と遙か彼方に見えるアルプスの山脈は
薄茜と青墨の濃淡とで
時の流れを止めて欲しいと思うほど
美しかった夕暮れ時
初冬の夕空の下
11月に別れを告げて再会を誓う
*クリックして頂くと画像は大きくなると思います
*11月25日・29日の富士山は・・・<(_ _)>