オートミル入りビスケット・ジャム・イチゴのケーキ

子ども達がまだ小さな頃
末っ子の座敷童子はまだ赤ちゃんだったかもしれない。
良くお菓子を焼いた。
リンゴのケーキ・バナナのケーキ・人参のケーキ・チョコブラウニーにクッキーなど。

しかし
子どもなんてつまらない存在だと思う。
わたしが作ったお菓子の数々や、
クリスマスやひな祭りのごちそうなんて覚えていないという。ちっ・・・

座敷童子が大学の寮には行って間もない頃
センパイやお友達にとチョコエスカルゴというパンを焼いて 持って行ったが
何度目かに「もういいよ」と言われた。ちっ・・・

最近はピザやらパンやらを自分の為に焼くことにした。
わたしが食べたいから焼く。
そうして家族やお客さんも喜ぶ。
こういう風に何かを作る方が 作る側は気が楽だし
喜んでくれる顔を見るのも楽しい。

で、話は変わって
NHKでやっている番組で京都大原に住むベニシアさんのこと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(http://www.nhk.or.jp/venetia/ NHKのベニシアさんのとこ参照)

そのベニシアさんの本を手に入れて ある日 ビスケットを焼いた。
本で見た途端 食べたくて食べたくて仕方がなかったから、焼いてみた。

　　　　　　　　　　　塩胡椒味で砂糖は全く入っていない。
　　　　　　　　　　　だけど バターたっぷりチーズたっぷりの高カロリー。
　　　　　　　　　　　オートミルも入っている。
　　　　　　　　　　　ベニシアさんのレシピではローズマリーもたっぷりだったけど
　　　　　　　　　　　山姥家にはローズマリーぎらいのオヤジが一人いるので かなり控えめにした。

　　　　　　　　　　　むかし、オートミル入りのクッキーを良く作ったけど
　　　　　　　　　　　アレはお砂糖たっぷりバターたっぷりだった。

　　　　　　　　　　　このビスケット、２・３枚食べるとお腹がいっぱいになる。
　　　　　　　　　　　食べた後の感想は
　　　　　　　　　　　ビスケットは甘い方がいいなぁとうちのオヤジが仰った。
　　　　　　　　　　　同感だ・・・

で、また話は変わるけど またある日 フェイジョアのジャムも作った。
隣のバアチャンは「今年はフェイジョアの成りが悪い」と悲しんでいたけど
ゴメンねバアチャン。太っ腹が先に収穫しちゃったの・・・（内緒だけど）

　　　　　　　　　　　このジャムを作っているあいだは
　　　　　　　　　　　山姥家は南洋の孤島のように 良い香りに包まれる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（南洋のことがどんな所かは知らない）
　　　　　　　　　　　馥郁とした香り、少し酸味の強いジャムに仕上がった。
　　　　　　　　　　　今年もジャムの出来に大満足した。
　　　　　　　　　　　いつもの年よりも量が少ないから大事大事に食べないと・・・

　　　　　　　　　　　フェイジョアのジャムを作り 自分の誕生日が過ぎると
　　　　　　　　　　　冬支度本番の季節になり、すぐにお正月がやってくる。
　　　　　　　　　　　昨年着ていたあったか下着の在りかを忘れちゃったりするけれど
　　　　　　　　　　　今のところ何とかなっているから大丈夫だろう。

そうそう
誕生日の夜に家族３人でケーキを食べた。
５６本のローソクを立てたかったけど あんまり小さいケーキなので断念。
３年前から使っている「５」ローソクを使ってみた。
この「５」ロウソクは少なくとも、この後４年は使えるから大事に仕舞っておこう。