Y版山姥日記

旧山姥日記

それでも腹は減るのです。

痛みに転げ回っていたある朝
太っ腹は小次郎と豆蔵の朝の散歩から帰ってくると
カメラを持って飛び出していきましたとさ・・・

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            フェイジョアの花が今年も咲きまして
            なんと喜ばしいことかと思った6月16日の朝

            昨年は11月半ばにジャムを作っております。
            その時のことは「根性でフェイジョアジャム」参照
            11月まであと5ヶ月。楽しみであります。


で、遡ること一ヶ月あまり前
隣のバアチャンちの茶畑が放置されていることを知った甥夫婦が
なんと茶摘みにまいりまして

イメージ 2   何年も茶摘みもせず刈り込むこともしていなかった    茶畑は                               ひとの背丈ほどにもなり、一苦労の茶摘みです。     天気が不安定だった連休後の週末のことでした。     初体験の為、どれくらいの量を摘めば            どれくらいの茶葉になるかが分かりません。


            結局、5人(甥夫婦・太っ腹・座敷童女2号・座敷童子)で摘んで
            2kgのお茶にしかなりませんでした。
            お茶を加工してくれる工場の人に 一番茶の保存の仕方を注意されたり
            お茶摘みも一筋縄ではいかぬ事を学んだのです。

            農業とはかくも苦労の連続かと
            病床のワタシは思いながらも テレビとの仲を裂かれることもなく・・・


そして、その日の昼食はと言えば 病身を押してのピッツァでございます。
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            焦げが足りない香ばしくなさそうだと思われるでしょうが
            この後 簡易バーナーで表面を炙ります。

            前日にピッツァ生地を仕込んでおきまして
            食べる1時間ほど前に簡単仕様の石窯に火を入れておきました。
            
            石窯を作って欲しいと 何年も前から頼んでおいたのですが
            「いったい誰が火の番をするのだ」と太っ腹に拒否され続けておりました。
           
            甥夫婦が隣のバアチャンの畑を借りて大豆作りに毎週来ることになった時
            叔母としましては昼食の用意をせねばなりませぬ。
            気を使った甥が「何かすることありますか?」と言ったのを幸いに
            石窯を作るよう ワタクシが頼み(命令?)
            甥は「仰せのまま」とその辺にあった煉瓦と棚板で作ってくれたのです。

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            仕事柄、耐火煉瓦もあったのですが
            そのような高価なものを使うには及ばないと言う太っ腹の言葉に従い
            しかし ガス窯に使う耐火用の棚板だけはくれとゴネまくって
            理想とは程遠いけれど 用は足りるものが出来上りました。万歳万歳

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            この様なところで 昼食と相成った訳でございます。



それからクジャクの卵をもらったりも致しましたが
クジャクの卵は なんだか食べられませんでした。
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            左から烏骨鶏の卵・鶏卵・クジャクの卵



痛くても苦しくても ヒトの食欲というのは凄まじいものがございますわね・・・