5月の風は濃霧とともに去っていく
風薫る五月との別れは寂しい
明日から六月になる
『5月31日』と『6月1日』
今日と明日ではあるのだけれど
この語感の違いは天地ほどもあるように思えてならない
とはいうものの
今年の5月は週末ごとに雨で
爽やかな風を思う存分には味わえなかった
さてさて・・・
いつまでもノンベンダラリと病人をやっていても仕方がない
いつもの生活に戻さねばなるまいと思うのだが
体力の激減と気力の萎え方はどうしようもなく
歩くのもおぼつかなくなっている日もあり
直っちゃったと糠喜びしたりする日もある
今日夕方からの濃霧は梅雨時を彷彿とさせ
雨の季節がすぐ其処までやって来ていることを再確認させられた
雨の季節がなければ農作物もワタシのお肌もカサカサになる
薬を飲み続けながら
季節とおしゃべりすることにしよう
大した病気ではないけれど
頑健さを誇っていたワタシにサヨナラし
5月の風にもさよならを言おう