Y版山姥日記

旧山姥日記

窓辺にて・・・

移ろう季節を窓から眺めているのです。
そうして、
この窓はニャンコのモモの出入り口でもあります。
彼女は今年11歳になりましたが いくら教えても「開けたら閉める」を覚えません。
暑い夏には熱気が、今は寒風が吹き込んでしまいます。

イメージ 1

今年も残り少なくなり 振り返ってみますれば
たくさんのいろいろな事がありました。
これも人生の道程の一段階と感慨深いものがあります。


我が家の隣のクサハラは緑が失われ
たくさんのイノシシの道が顕在化してまいりました。
イノシシとて生きていかねばならず
人間の営みの場に足を踏み入れ
これからの季節は猟師との戦いが裏山で繰り広げられます。

以前はいなかったカモシカが現れるようになり
猟師はその数が激減し、里山は荒れるばかり。

ワタシにはどうすることも出来ず
ただただ
この窓から眺めているのです。

のんべんだらりと生きているような そうでないような
目的など特になく 日々の生活に流されて
この年まで漕ぎ着けましたが

来年こそは
目標を立て 何かに取り組んでみよう
と、今は思っております。

けれど
これは毎年のこと。

情けない生き方よとも思いますが
これがワタシの生きる道。



そんなこんなを考えるいつもの窓辺の机の前が
最近 様変わりをいたしました。


イメージ 2


                超安値のパソコンを手に入れまして
                「お母さんが使うなら何の問題もない」と
                座敷童子からも太鼓判を押された代物です。
                せめてこの位はと思い
                ボッテチェルリの「ヴィーナス誕生」の壁紙にいたしました。
                この絵は30数年前にフィレンツェに行ったとき見たのですが
                そのときの衝撃は今でも忘れられません。
                また見たいなぁと頬杖をつく今日この頃であります。


何をグタグタ言っているんだと叱られそうだなぁ・・・