早いものでもう8月も3日となり
今日は山姥村のお盆前の道つくり。
朝7時半には山姥村の端っこ集合で男衆は頑張っている。
夏草も私の背丈より高くなって
この世の栄華を極めていると言うのに
サクラは黄葉の度合いを一段と深め
はらはらと葉を散らせている
この儚げなサクラの散るさまを見ていると
桜の木の上で鳴く
セミの声も気にならない
わけはないか・・・
サクラの木の下の夏草の上には
空蝉がたくさん残されている。
空蝉とは「現人(うつしおみ)」が訛ったものとか
今を生きている人間のことを意味しているそうな
櫻の木の下にはたくさんの・・・
梶井基次郎の顔を思い出した朝だった。