Y版山姥日記

旧山姥日記

朝顔咲いた など・・・

なかなか梅雨明けしないので 苛々が爆発しそうです。
そんなこんなで7月18日(今日)の朝・・・
朝顔 (今年の一番花)
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                 朝顔が咲いた~~! と大喜びいたしました。
                 どれどれと珍しく太っ腹が見に行きました。
                 「あのさぁ、あの朝顔 見切り発車しちゃったのか?」
                 と 居間に帰ってきた太っ腹が言います。

                 近所のAちゃんがくれた朝顔の苗はいろんな種類があったので
                 どんな花が咲くか お楽しみだったのですが
                 蔓も延びないうちに咲いた朝顔に太っ腹は不信感を持ったようです。

                 江戸時代に朝顔の大ブームがあって
                 品種改良も盛んに行なわれたそうですが
                 今に残っているものは少ないと聞いたことがあります。
                 いつだったか その江戸時代の朝顔の図版の載った本を見ましたが
                 あまりのことに驚きました。
                 江戸の変化朝顔についてはココに出ていました
                 この朝顔の図譜を見ていると日が暮れてしまいそうなくらい面白いです。




先日のユリ (ピンクのカサブランカと山姥家で呼ばれている仔)
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                   7月8日の「今日も富士山」でご紹介したあのユリの隣の仔です。
                   花の重みで茎が折れそうなんだけど 頑張っています。

                   緑色ばかりが目に付く我が家では
                   華やかさを保っているただ一人の仔なのです。
                   真っ白のカサブランカも蕾が膨らんできています。




モッコク(木斛)の花
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                   恥ずかしながら モチノキだと思っていました。
                   でもなぁ・・・ 違うよね・・・ と長年悩みの種だったのです。
                   図鑑もないし 今更聞けないよなぁ・・・と半ば諦めていたのですが
                   モッコクと分かったのはネット検索の旅の賜物です。
                   よい香りの花です。
                   葉の色が艶やかなので 花はあまり目立ちません。

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                    6月18日のモッコクの様子です。
                    本当に恥ずかしいことですが 球果と思っておりました。
                    つまり・・・ この樹に花が咲くのを知らなかったのです。
                    
                    モッコクの樹の下に千両や万両を植えて
                    「千両万両持ち込む」と読ませるというお遊びもするそうです。
                     でも 山姥家はこの樹の下は




タイムです。
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                     サイモンとガーファンクルの歌にありました。
                     「パセリ・セージ・ローズマリー&タイム~♪」
                     パセリは草の中に入ってしまって見つからなくなっちゃうし
                     セージは土壌が合わないらしいです(そう思い込んでいます)
                     ローズマリーとタイムは元々が頑健な性質なのでしょう。
                     我が家でも立派に生き抜いているエライ仔たちです。
                     特にタイムの花は「しょぼい」代表ですが
                     この小さな小さな花と 秋の紅葉は本当に美しいと思います。





                     本名を「エノコログサ」と言いますが
                     イヌコロが変じてエノコロになったとか・・・
                     ムラサキエノコログサは柴犬コロとも言うそうです。
                     イヌコログサがネコジャラシと呼ばれている妙味を感じます。
                     この仔もワタシにとっては夏告げ草かなぁ。




ギシギシ(と思います)
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                     和名を「羊蹄」というそうです。
                     漢方薬にも使われるとか。日本のハーブじゃないの。
                     大事にしなくちゃ。
                     この不思議なギシギシという名前は
                     伸びた花穂(かすい)をしごいて取ろうとすると
                     ギシギシという音がするから、という説と、
                     鈴のように並んでついた果実をふると
                     ギシギシという音がするからという説と
                     またはギシギシという名の由来は分からないという説とあり
                     まぁ どれでもいいやとワタシは思うのです。

                     山姥家の庭もこの仔が来たのだから立派な荒地ではありますが
                     「とってもきれいな花が咲くから」
                     と ウソをついて太っ腹に命乞いをしたのです。
                     なかなか綺麗だなとうっとりするのはワタシだけでしょうか。




   夏草の背の高いことと青々と生命を謳歌しているさまは 見ていて気持ちがよく
   鬱陶しい梅雨空との対比も面白いと感じる今日この頃・・・

   真夏のカンカン照りも嫌だなぁとは思うのですが
   今はお日様がとても恋しいのです。

   梅雨の明けたところもあるというのに 山姥村は今日も薄い霧の中。