Y版山姥日記

旧山姥日記

現代アートについての考察というような高尚な話ではありません その2

そんな訳で 7月6日 ワタシのために描かれたその絵が届いたの・・・
                           (ワタシのためかは疑問符付です (。・_・。)ノ)



                   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/e/eikoobasan/20190820/20190820211703.jpg
 
                            細かい所を指摘する人間の言葉は無視し
                            嬉しさだけを噛み締めて眺めることの幸せ・・・
                            (クリックすると大きくなります)

しかし・・・
しかし・・・
考えさせられることはいくつもあるのです。

まず一つ目
        絵画を買うことはお金持ちにしか出来ないことなのかということ

        この絵はワタシのささやかなお小遣いで買えるほどのお値段で
        けれども お値段以上の幸せを私の心の内に与えてくれるものなのです。

        若い作者は妥当なお値段を表示してくれました。
                          (妥当というのは太っ腹と私の意見ですが)
        若い人のお作品を買うという行為は
        世間で騒がれている高名な作家のものを買うのとは
        根本的なところで次元が違うと考えるのです。
        この若い作家が 後々高名な画家になったとしても
        ワタシは「よい投資をした」とは決して思わないでしょう。

        最近のアートの世界のことはよくは知りません。
        まったく理解不能の世界であることだけは確かです。

        何年か前
        「今は本物とそうでないものの淘汰の時期だ」と言った人がいました。

        本物とはナンなのか
        本物ではないものはナンなのか
        考えると眠れなくなってしまいそうです。


        この絵をお描きになったお嬢さんは まだ大学生です。
        4年生と聞き及んでおりますので この先どうなさるのか・・・
        親御さんも心配なさっているものと思います。
                             (山姥家にもプータローの息子あり)

        美術品工芸品も売り物です。
        作家は霞を食べて生きている訳ではないのです。

        「買う」という行為はその作家を育てることにもなると思います。
        若い作家は殆どがお貧乏ですから そのお貧乏から少しでも早く浮き上がって欲しいと思います。

        偉い作家のお作品のお値段は【0】がいくつあるか一目で分からないものもあるし
        そういう作家の方の作品を たとえ たとえ たとえ欲しくても決して買えません。
        それに、そういう人はお金持ちが多いので
        何も私のささやかなお小遣いを使ってまで その方の生活に貢献しなくてもよいと思ってます。
        若い作家の真摯なお作を拝見すると
        何でか分からないけど 澱んだオバサンの心も洗われるような気がします。
                                       


                      ナンダカワケノワカラナイブンショウニナリマシタごめん<(_ _)>