Y版山姥日記

旧山姥日記

散る花も咲く花も実になった子も

久しぶりに 風薫る爽やかな五月空・・・と思ったら夕方から曇ってしまいました。
冬の続きの気分でいたので 鉢植えの子たちに水遣りを忘れます。
植え替えを要求している子も多いのですが「急がないでゆっくりね」と言っておきました。
さてさて・・・


                ほら・・・
                ココは小次郎と豆蔵とお隣のコーギーのカナちゃんの溜り場なので
                栄養が行き届いているらしく いつもの年より元気がよいのです。
                実も付いているのですが なかなか採る気になれません。
                よく洗えばいいかなぁ。


チャイブ
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                この仔は人穴の牛飼いの家の子なんですけど
                ウチにも確かどこかで棲息しているはずです。
                葱の仲間なので そばに行けば分かると思っているのですが
                なかなか見つからないので どこに行っちゃったんだろうと心配です。


葱坊主
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                隣のバアチャンの畑の葱坊主。
                たしか・・・
                太っ腹が葱欲しいと言った時 引っこ抜かずにとっておいてくれたもの。
                食べずにいたら坊主がたくさん現れちゃいました。
                太っ腹はこの責任を取るつもりは全くなさそうです。



                今朝 咲きそうな一番花発見しました。
                明日からは順次咲き続けるでしょう。

                       みかんの花が 咲いている
                       思い出の道 丘の道
                       はるかに見える 青い海
                       お船がとおく かすんでる

                           懐かしい歌です。
                           ウチから海は見えないけれど。



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                上の写真の子を今の今まで「ガウラ小紅」と思っていたのですが
                調べたら全く違っていました。なんでだろう。
                寄せ植えだったので 間違えちゃったのかなぁ。
                もしかしたらガウラ小紅は去って行ってしまったのかもしれません。
                下の子は隣に白花のチェリーセージが植えてあったけど
                今思うと「白花チェリーセージ」って変だわ。
                あのころ、お店の人もよく分かっていなかったのかしら。
                でも、私の思い違い または忘却小僧の仕業に違いないと思います。
                だけど あのころは忘却小僧はまだ来てなかったなぁ。
                まぁいいか・・・ とにかく チェリーセージなんだから。



               たぶん コヒルガオと思います。
               この花は私たちが山姥村に来た時から庭に繁茂していました。
               太っ腹の数少ないお気に入りの花なのと とても強い子なので
               除草剤作戦から身を守り また守られて生き抜いてきました。
               この花を見ると夏が来るねと太っ腹と私は話すのです。


花後のオダマキ
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               この姿を見ると美しいと思う人は少ないそうです。
               健気で 力強く 私は美しいと思うのだけど・・・


花後の卯の花
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               花弁が散ってしまってもシベは神々しく白く輝き
               薄暗い日陰の身であっても毅然としています。
               なんて綺麗なんだろうと 私は思うのです。


桑の実
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               食べられそうだけど 今年の実はちっちゃいなぁ。


満開の四季咲きアカシア
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               その辺りが夕方になってもレモンイエローの色が消えないほど咲いています。
               木の下にもぐってみると とても甘い香りがします。幸せな気分。




                 先程まで庭の片づけをしていた座敷童女2号は
                 「お母さまって 野草が好きでいらっしゃいますのね」
                 と、しみじみ言うのです。
                 野草と気を使って言ったのでしょうけれど
                 私はすぐにわかりました。
                 父親同様 「ショボイ花が好きなんだね」って言いたいことが。

                 誰の目も惹かない可憐で楚々とした花が好みだと言って欲しい。
                 雑草雑草と馬鹿にしてはいけません。
                 ハーブなのですから。

                 太っ腹は「ハーブって西洋の雑草だろ」といいますが
                 ニッポンのハーブもあるんだからね。
                 ミョウガだって紫蘇だって山椒だって。
                 太っ腹と言い争っても勝てませんし、
                 今年 抜かれたり除草剤を撒かれても
                 私の大好きなショボイ花々は強いから
                 来年出てくるからいいもんね。  


ブルーベリーの実 
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              太っ腹も座敷童女2号も美味しいって食べる実が少しづつ大きくなり始めました。
              しょぼいって言うな・・・