Y版山姥日記

旧山姥日記

風に乗って花の香りが窓から入ってくる日々

ご陽気もよく 連休最後の日もいつもどおりの生活で
息子座敷童子は帰ってはきませんでしたが
甥夫婦が来て エアコンの付け替えをしてくれていたその間
私はやっぱり咲く花の写真を撮っていたのです。

朴の木
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         裏山の桧林の端っこの隣のバアチャンの畑との境に
         昨年 突如と現れた大きな葉っぱのひょろひょろの木
         朴の木と教えていただいて 朴葉味噌を連想し 美味しい味噌を探しております。
         しかし、この木のあるところの地主さんが切ってしまうのではないかと
         心配で心配で・・・



         Kyotoさんのところで見て心を打たれました。
         これがあのニシキギなのかと。
         MSちゃんちの玄関先にありました。
         秋になったらMSちゃんちで紅葉狩りの酒宴になるかなぁ。


ヤマミツバ
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         MSちゃんの奥さんのH美ちゃんの花壇にあって 大事な食材です。
         売っている三つ葉とは大違いのよい香りで 摘んでもらってお味噌汁にしました。
         日本のハーブに弱い太っ腹も美味しい美味しいと言っていました。
         ウチにクロミツバというのを植えてあるはずなのですが どこだったか・・・
         探さねば。


ノイバラ
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         「白薔薇の匂ふ夕べは月も夢をみている」
         ネットで調べて やっと分かりました。
         ドイツ民謡に高橋信夫さんという方が詞をお書きになったとか。
         小学校の教科書に載っていました。
         この花の香りはとてもとてもよいのです。
         夜になると この花の咲いている辺りが光っているようにも思えます。
         秋になって 真っ赤な実がなるととても可愛いのですが
         危険であると太っ腹に伐られてしまいます。
         山へと続く道に大きく張り出していて 危険だと私も思いますから仕方がありません。
         満開が待ち遠しいです。


オオバコ
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         これはハーブなのだから ムシってはいけない
         家族に申し渡してから何年が経つか・・・
         近所中の皆さんから顰蹙を買っておりますが 草むしりの際には気をつけます。
         花だって 可愛いでしょう。優しいでしょう。いたいけないでしょう。
         愛らしいでしょ。



         多摩川の河岸で若かった父と二人で散歩したことがあります。
         写真が残っているので 母や兄も一緒だったと思いますが
         父と二人だったと記憶には焼きついています。
         その写真にシロツメクサが写っているのではないのです。
         おかしいけれど 多摩川と父とシロツメクサがセットになって覚えているのです。
         花の首飾り作りましたねぇ。



         今年のニワゼキショウは背が高いなと思いました。
         この花を摘んで 家に帰ってから小瓶にさしても花は萎れてしまいます。
         やはり 野原で太陽を全身で受け風に吹かれている方が似合うのですね。
         野の花は野に在るのが一番です。





                    風に乗って花の香りが窓から入ってきます。
                    野原に山に近所のお宅の庭に花が咲き乱れ
                    窓もようやく開け放たれて
                    よい香りが家の中に漂っています。
                    何かから解き放たれたように 心の中も満たされて
                    一日一日が愛おしい。そんな気のする季節になりました。