Y版山姥日記

旧山姥日記

春は名のみの風の寒さや

2月1日午前11時10分
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2月2日午前11時35分
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2月4日午前8時46分
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2月5日午前9時18分
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2月7日午前10時55分
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2月8日午前10時12分
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               春は名のみの・・・
               早春賦は 母が大好きだった歌。
               よく歌っていた。

               節分の日 山姥村にも雪が降った。
               けれども
               いつものニュースのお天気お姉さんが言うほどには積もらなかった。
               周りの村や街には雪は沢山降ったようだが
               山姥村はどういうわけか あまり積もることはない。

               それでも
               霜柱は頑張っていたし
               風の冷たさは尋常ではなかった。


               今頃 父はどの辺りにいるのだろうか。
               葬儀の時にお上人がおっしゃっていた。
               七日ごとに裁判にかけられ 浄土へと近付いて行き
               四十九日過ぎると 浄土に行き着くと。
               母や姉や先に逝ってしまった人たちに会えるのはまだまだなのか。

               母は早春賦を歌いながら 父を待っていると思う。
               その歌声が聞こえるような気がしてならない。