Y版山姥日記

旧山姥日記

あの頃

1月6日午前11時36分
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                今日 座敷童子が東京のアパートに帰っていった。
                帰省中は父親の手伝いや台所の手伝いもしてはくれたが
                ほとんどはゲームと仲良しこよしでいた。

                あの頃・・・
                私の母がまだ元気にしていた頃
                お正月と言えば 百人一首モノポリー書初めが恒例となっていた。
                母の詠む「空札一枚」から始まる百人一首
                私の家では もうやることもない。

                暮れの大掃除もお節料理も母の号令で始まり
                元旦の朝 母はお正月用の着物に真っ白な割烹着を着ていた。

                起きると枕元に真新しい正月用の洋服が置かれ
                家族揃って お屠蘇を頂く。

                これも私の生家でのこと
                今の山姥家ではそういった慣習はない。

                時は流れ流れて
                山姥家には山姥家の正月の慣わしが出来
                それは子供たちに伝わる事もあれば そうでないものもあると思う。

                未来の太っ腹と私の子孫たちは どんなお正月を迎えるのだろう。
                見てみたいなぁ。