Y版山姥日記

旧山姥日記

癒すことなんかできない

7月31日午前11時45分
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午後6時33分
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同じ頃の山頂付近
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        今月始め
        生き急いでしまった娘の友人に
        お線香を上げに行ってきた。

        「自慢の娘だったの」
        と 泣くそのお母様の心の内を思うと
        
        何も言えず
        頷くことしかできなかった。

        帰りの車の中から
        夕暮れの富士山が全身を見せてくれた。

        それでも
        悲しい夕暮れだった。


        気持ちを推し量ることはできない。

        私は娘が一緒に来てくれと言うので行ったが
        一緒に行った事を悔やんだ。
        私たちは母と娘。

        目の前で泣くその方は
        娘を失った母。


        自分の思慮の無さを
        こんなに悔やんだことは無い。