Y版山姥日記

旧山姥日記

五里霧中

6月26日午前8時7分
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   五里霧中を調べてみた。

    「後漢書(張楷伝)」から。五里にもわたる深い霧の中に居る、の意
     方角が分からなくなってしまうこと。
     物事の様子がまったく分からず、方針や見込みが立たないこと。


    山姥村は一日中霧の中。
    下界から見たら
    雲の中に入っているのだろう。

    そんなに濃い霧でなくても
    音は吸い込まれるようだ。


    と思ったら
    夜になって 小次郎は吠える。

    道を隔てた田圃にはウリンボ
    横のボサにはカモシカ

    この家には・・・


                             で、何が「五里霧中」かというと
                             これからの行く末。
                             珍しく 太っ腹が真っ直ぐな顔で
                             未来を語る。

                             成るようにしか成らないわ
                             私の答えはいつもと同じ。