村一番のお寝坊一家
村中に名を馳せている・・・(ちょっと自慢)
そして
村一番の宵っ張り一家
この村に引っ越してきたとき
座敷
童女1号は、まだ生後2ヶ月と25日
その年の冬は、作業場の二階に寝ていたので
朝起きると座敷
童女1号の哺乳瓶の中のミルクが凍っていた
「確か、
静岡に来たんですよネッ」
引っ越してきたとき、何が驚いたかと言うと
朝起きたときに信楽焼きの狸の置物のような爺さんが覗き込んでいた事
まだ、7時前の事だった。
アレから27年と3ヶ月
今では「あの家は、夜遅くまで仕事してるから仕方ないダヨ」
と、村中が言ってくれる
朝早く起きるお百姓は「まだ起きてねぇズラ」と
山姥家の玄関先に野菜を置いていってくれる様になった
おまけ