2006-11-07 立冬 富嶽一景 「冬の富士の清冽さ」 ある陶芸家の言葉です。 彼は、作品を創るとき、 富士と対峙し、おのれの力を試したかったのでしょう。 若い日の陶芸家は、それほど気負っていたのかもしれません。 年を経て おのれの力を自覚した時 その陶芸家は、またもや 「冬の富士の清冽さ」を心に刻み 作陶に励んでいる事と信じます。 ↓ 富士宮市人穴の富士山です。 山姥家から見る富士山とはまた違います。 正面に大沢崩れがよく見え、 痛々しい感じもします。