Y版山姥日記

旧山姥日記

10月の読書記録

読んだ本の数:5


QED 百人一首の呪 (講談社文庫)QED 百人一首の呪 (講談社文庫)感想
図書館で借りてシリーズ全部読んだけど、もう一度(多分何回も)読みたいのでトーチャンに大人買いしてもらって再読。これからも、きっと読むだろう。かなり前「修道士カドフェル」もそうやって何度も読んだ。トーチャンはミステリを何度も読むって信じられな~いって言うけど、面白いものは面白い。内緒だったんだけど、推理小説は結末読んでから最初から読む。ドキドキおろおろするより犯人がわかってからのほうが落ち着くもの。禁じ手だってことはわかってるんだけど・・・。
読了日:10月01日 著者:高田 崇史


むすびつき しゃばけシリーズ17むすびつき しゃばけシリーズ17感想
QEDを読み続け、毒草師も読み、その後の畠中恵はいい。ドキドキしなくていい。いつもの大騒ぎがいい。だけど、大国主命が出てきて、ええっ!!と。なんだか、神様から逃れられない。神棚(娘から預かっている)に手を合わせておこう、明日の朝。
読了日:10月02日 著者:畠中 恵


赤い靴赤い靴感想
はれひめさんが「ひえ~」と書いておられた。ワタシもアンデルセンの「赤い靴」を青空文庫で読み返す。でも、「赤い靴」と言えば母が好きだった映画の方の赤い靴。日曜映画劇場で淀川さんが解説していたのを思い出す。映画もアンデルセンを下敷きにしている。で、やっぱり冒頭は「ひえ~~」だ。怖いよぉ。けれども、平穏に行き着く。ニンゲンはやっぱり平穏が一番よ。赤い靴は履かないことにしよう。不幸を呼びそうだ。偏見だけど。って、赤い靴を履けるようなお年頃ではない。そこが残念だわ。80歳になったら赤い靴を息子に買ってもらおうっと。


読了日:10月13日 著者:大山 淳子
QED 東照宮の怨 (講談社文庫)QED 東照宮の怨 (講談社文庫)感想
読んだ本には違いないけど、図書館の本で一度読んでるから再読ね。犯人を知っていてもやっぱりタタルの蘊蓄に読み入ってしまう。しょうがないねぇ、こういう癖がワタシには昔からあるから・・・
読了日:10月18日 著者:高田 崇史



紐結びの魔道師 (創元推理文庫)紐結びの魔道師 (創元推理文庫)感想
物語はこうでなくっちゃ!と、思う。小さいころ、天井が斜めになって屋根裏部屋のような長四畳の部屋で夢中になって小学校の図書館で借りた本を読んだ夜を思い出した。あれから一体何冊の物語を読んだだろう。いつのころからか、ミステリやホラーばかり読んでいたことを反省する。「夜の写本師」シリーズも読んだのにそう思うのは、エンスが来し方を振り返るからだろう。そうなのよね。気持ちの持ちようなのよね。気持ちの持ちようで人生は変わっていくんだわ。と、教えられた気がする。だから、「ものがたり」は素敵なんだ。
読了日:10月27日 著者:乾石 智子




9月の「QED」の狂騒曲のごとくの乱読も少し落ち着きを見せた。

「赤い靴」は読了直後はめでたしめでたしでよかったと思ったけれど
その後、いいのかこれで…という思いに駆られる。面白かったけど。

「紐結びの魔導士」はかつて読んだシリーズの新しいもの。
ファンタジーだけど「ものがたり」を読む醍醐味を味わう。



このくらいの量のほうが疲れないなぁ。

ゆっくり読んでいこう。