Y版山姥日記

旧山姥日記

2月23日から26日の富士山・226

2月23日午後5時11分頃
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2月24日午後5時44分頃
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2月25日午前10時8分頃
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2月26日午後5時31分頃
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大正11年生まれの母は

昭和11年のその日、用事を言いつけられ
雪の中を出かけたという


雪の中を歩いていくと
戒厳令が敷かれていて
どうにもならなかったと言っていた。



祖父は少女ならと思ったのかもしれない



祖父も祖父だが
母もかなり肝の座った人だった



雪がね、降ってたのよ
兵隊さんがね、たくさんいたの


母の声が聞こえてくるようだ。



今日


オトーチャンが個展に出品する作品を
見てくれと言い


ワタシは庭に出て

防水中の花入を見ていた




何十年もかかって研究し
研鑽を重ねてきた釉薬にほのかな光明が見えた
と、言ったら


とても嬉しそうにしていたオトーチャンだが



新年のおみくじで


待ちに待った大吉が出て


やっと出たと喜んだことが忘れられない





この仕事は

数字や経験則では計り知れないことが起こるので


どうしても

人知の及ばない存在を身近に感じる






いろんなことを考えながら


一日が過ぎていった




不思議な日だったなぁ