Y版山姥日記

旧山姥日記

9月23日から27日の富士山・秋の声

9月23日午前7時21分頃
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9月24日午前8時3分頃
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9月25日
午前6時56分頃
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午前8時6分頃
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午後4時29分頃
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9月26日午前6分50分頃
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9月27日午前5時32分頃
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霧が立ち昇ってゆく


朝のこと


珍しく6時前に起き出して
富士山にご挨拶をして

向かいの山の裾を流れる芝川から
靄が登ってきて

霧と溶け合ってゆく





また、ある日

夕暮れ少し前のこと


向かいの山の上から
我が家のある川向うの山裾を眺める

霧が登ってゆく
山肌に沿ってきりが立ち昇ってゆく

置いてけぼりを食ったのか
または、孤高を保ったのか

小さな雲が山の中腹に留まっている




刈られた田んぼや
まだたわわに実っている田んぼの際まで

真っ赤な曼珠沙華が咲き



裏山の入り口に続く道に
ツルボが咲いている





真夏の残り香のような暑さが戻ってきて
何を思っていたのか

法師蝉の一声





夕間暮れ

虫たちの声が賑やかだったのに

10月を待たずして
賑やかさに翳りを帯びている





朝夕の涼しさと
日中の蒸し暑さと


夏と秋のせめぎあいは

疾うの昔に
秋に軍配が上がっているのに




夏はやはり居座っている






真昼の
人っ子一人いない農道で

少し汗ばみながら






聞き耳を立てる




秋の声





・・・・・・