Y版山姥日記

旧山姥日記

4月の読書記録


読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1180ページ
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CvbW0rURL._SX100_.jpg森崎書店の日々 (小学館文庫)感想
まぁね。読まなくてもよかったかな・・・。面白かったんだけど・・・ね。
読了日:4月27日 著者:八木沢里志






http://ecx.images-amazon.com/images/I/41NA3R6C68L._SX100_.jpg針がとぶ Goodbye Porkpie Hat感想
柚利子伯母さんの年齢に近いのだと思うワタシは。多分、ウチの何処かにホワイトアルバムは転がっていると思う。『北極星のように美しい人』。そんな風には決してワタシは評されないだろうけれど、この美しい表現をされた人の底の底の底に蹲っている哀しみは理解できるような気がする。思い出は記憶は追想は、そっとしておきたい。
読了日:4月24日 著者:吉田篤弘




http://ecx.images-amazon.com/images/I/51d57wj8RjL._SX100_.jpg蛇と月と蛙感想
田口ランディさんは初めて読む作家で、ケッコウ時間が掛かってしまった。『現代のアミニズム』と帯に書いてあった。そうかなぁ・・・。田舎に棲んでいるとアミニズムは活き活きと生きているんだけどなぁ。都会に住んでいても視点を変えると分ると思うけどなぁ・・・。やれやれ、ムカデの季節がやって来た。
読了日:4月18日 著者:田口ランディ




http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2B3Fn729qL._SX100_.jpgサエズリ図書館のワルツさん 2 (星海社FICTIONS)感想
軽い本であることは確かで、オバサンにはちょっと辛い。ただ、職人とかアーチストはどんなに絶望したとしても自分から這い上がっていくものだ。誰かに後押しされているようでは一流ではない。そこがちょっとね、年喰ったオバチャンには不満でありました。
読了日:4月5日 著者:紅玉いづき,sime




http://ecx.images-amazon.com/images/I/61H79aDU%2BmL._SX100_.jpgサエズリ図書館のワルツさん 1 (星海社FICTIONS)感想
最初、設定が分らず戸惑った。どうも未来の話らしいと気付いたのは随分と後になってから。とは言え、そんなのとはどうでもよいことだ。息子が嘗て言ったことがある「電子書籍は頭に入ってこない」と。彼は卒論でパソコンがだめになり危機的状況を迎えたことがあり「結局は紙と鉛筆が一番信用できる」といったこともある。同じことだ。紙の香り、インクの香りへの普遍的な想い。そんなに難しいお話ではないけど、いつかこういう日が来るかもと思わせる、現在の世界情勢もまた怖い。
読了日:4月3日 著者:紅玉いづき





吉田篤弘さんのご本だけは購入しました。
あとは富士宮図書館で借りたもの。

孫は「としおかん」と発音し、絵本をしこたま借りてきます。

我が家の本棚と評したら、娘に「・・・」と顔を見られてしまいました。


でも、図書館は便利だし
図書館の司書のオネエサンたちはみな親切です。

ありがとう。これからも宜しく。
と、申し上げたい。