Y版山姥日記

旧山姥日記

3月の読書記録

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1897ページ
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51clZGzF4zL._SX100_.jpg宵鳴 (講談社BOX)感想
いとが直ればいいな・・・。さざはオトコではいけないのはどうしてだろう。細蟹さまに喰うれてしまうから。どうしてだろう。「獏」が・・・。まぁいいか・・・。次へと続く。長いのかなぁ、このシリーズも。
読了日:3月28日 著者:柴村仁,六七質





http://ecx.images-amazon.com/images/I/51dlDbPmjpL._SX100_.jpg夜宵 (講談社文庫)感想
日付が変わった頃読了。虚無が其処此処に在ることの不可思議。けれど、人は愛を求めてやまない。最後がね、ちょっとお手軽だったかな。でと、ても面白かった。今日からは「宵鳴」を読み始める。こんな不条理な世界、好きかも。
読了日:3月25日 著者:柴村仁




http://ecx.images-amazon.com/images/I/51OHAHqRFCL._SX100_.jpgキミの名前 箱庭旅団感想
「箱庭旅団」の旅が終わった。一つだけ気になることがある。「ボブ論争」だ。このお話、大好きだけど、夫もこの父親と同じ様な ニンゲンなので笑い転げた。ウチの金魚は「エリザベスたち」という名で、現在4尾いる。金魚と言うにはあまりにでかいのが3尾。2年遅れて仲間になった仔は大きくなれないでいる。彼らは旅にでるだろうか。実は箱庭を作りたいと思っていたけど、どうしようかなぁ。旅に出たいか否か、考えどころではあると思う。
読了日:3月20日 著者:朱川湊人




http://ecx.images-amazon.com/images/I/51w4it2VgLL._SX100_.jpg黄昏(たそがれ)の旗感想
「カムパネルラの水筒」、ザネリの哀しみが心に突き刺さる。思いもしなかった展開だ。宮沢賢治も考え付かなかったろう。ザネリが本当の心を持っていると、思われる。ジョバンニもカムパネルラもいい子過ぎるものね。「傷心の竜のための無伴奏バイオリンソナタ」の老人は『彼』だったんだ・・・。
読了日:3月17日 著者:朱川湊人


http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-81sniaLL._SX100_.jpgえどさがし (新潮文庫)感想
長崎屋の人たちは、もう百年あっているんだね。妖たちは元気でよかった。若だんなはどこで生まれ変わっているんだろう。きっとこれも続くのね。楽しみだ。
読了日:3月16日 著者:畠中恵






http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-1yypX7dL._SX100_.jpg箱庭旅団感想
月の砂漠のお姫様と王子様には顔がない。この衝撃的な事実を突きつけられ卒倒しそうになるやら、嗚呼そうだったのかと納得するやら・・・。「白い馬に乗った少年」と言うロマンティックな設定は決してロマンティックではなく、【この感情は前に知っている】と思わせる読後感が、何やら毒気があるのかないのか分からない精神状態にさせてくれて、続きが読みたくって仕方のない気になる。だけど、読むのには時間が掛かってしまう本なのが難点かなぁ。難点があるとすればだけど。
読了日:3月12日 著者:朱川湊人





『夜宵』と『宵鳴』は富士宮の図書館になかったので
長泉町の図書館から富士宮の図書館が借りてくれた。
以前、小林秀夫の講演のCDは買ってくれたけれど
今回は買ってはくれなかった。
柴村仁のこのシリーズの3巻目が今月発刊されるが、
今度も買ってはくれないかもしれないので
自分で買わなきゃならないかなぁ・・・と、思った次第。

これだけの読書が出来るのは
ひとえに図書館のお陰です。感謝・・・