Y版山姥日記

旧山姥日記

1月31日の富士山・涅槃図を眺めて一月にさらば

1月31日
午前8時14分頃
イメージ 1

午前9時15分頃
イメージ 2

午後5時頃
イメージ 3

午後5時12分頃
イメージ 4








自分のためだけにお弁当を作り
吟行へと今朝、出掛けた。

その頃
この村は濃い霧に包まれていた。

なので
9時以降の富士山は夫の撮影したもの。




静岡市の山のほうに羽鳥と言うところがあって
洞慶院と言うお寺さんがある。

そこへ涅槃図を拝観しに行った。



梅園で有名なお寺さんらしいけれど
梅は一輪二輪と
咲いている木を見つけるほうが大変だった。

蝋梅が見ごろだと聞いていたが
蝋梅は満開が二本、


帯びに短し襷に長し状態だったけれど

なかなか興味深いお寺さんで

梅花流発祥の地」の石碑があり
梅花流を知らないので頭を捻るばかりだった。



本堂の中にあった涅槃図を
参加者が見つめる。


「猫はいないのよ」と、いう人があり
それで十二支に猫がないことを暗に示している。


お釈迦様が入滅し
天界から摩耶夫人が涙ながらに降りてくる。

弟子はお釈迦さまの傍で悲しみ

遠巻きにいろいろな動物も悲しんでいる。



その涅槃図を囲み参加者が入滅したお釈迦様を見ている。




幾重にも重なる半円の
その中から

ワタシたちも涅槃図の中にいるみたいね
と、いった方の言葉に

皆、うなづくばかり。



不思議な感覚のひと時ではあった。





と、言うわけで


一月にまたねと挨拶しよう。