Y版山姥日記

旧山姥日記

9月24日から27日の富士山・晩秋へ

9月24日
午前7時半頃
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午前8時46分頃
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9月25日午前7時10分頃
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9月26日
午前8時8分頃
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午後4時48分頃
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9月27日午前7時16分頃
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蟄中戸を坏す
                                  (すごもりのむしとをとざす)
 
と、いう今日この頃。
 
虫が隠れて戸をふさぐころ。
つまり、土の中へ巣篭もりの支度をする頃
と、いうことらしい。
 
本の丸写しで
この本はワタシの虎の巻だ。
 
困ったときの
または、暇つぶしの
書物で
 
けれども昨年の日付なのでカレンダーとにらめっこして
七十二候を読む。
 
 
中秋が過ぎ
やがて晩秋へ
 
その狭間にある今日この頃
寒暖の差は老猫モモチャンを苦しめる。
 
真夜中
ワタシの耳元でモモはくぐもった咳をする。
 
その咳を聞きながら
ああ、季節が移り変わってゆくのだな
と、夢の中で確認する。
 
 
モモは16歳になる。
ニンゲンだったら何歳ぐらいなんだろうか。
 
 
年はとっても
近所中の犬どもを睥睨する
女王さまであることに変わりはない。
 
決してニンゲンに媚びず
毛繕いを怠らず
 
人間の食べるものは全て味見してみる。
最初に味見したのはカレーだった。
麺類は事の他お気に入りで
たらこスパゲティは好物だ。
 
 
朝はワタシとともに階下へ下り
おかかをせしめることから一日が始まる。
 
女王さまは
ニンゲンだって睥睨しているのだ。
 
しかしニンゲンは
おかかどころかキャットフードも忘れることがあるので
彼女もウカウカはしていられない。
 
 
生きるって大変なのよ。