Y版山姥日記

旧山姥日記

8月12日13日の富士山・盂蘭盆会

8月12日午後3時6分頃
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8月13日午後4時41分頃
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2階物干し場から蜜柑の木に目をやると
なにやら白いものが見える。
よく目を凝らしてみるとカラスウリの萎れた花だった。
やっぱりウチの庭は荒れ地なのよね。
ハウルの動く城の荒れ地のまじょまじょはアタシだったのね。
まぁ、体型はそっくりだからねぇ。
 
夜になったら写真撮ろうっと
そう思ったけれど
心のどこかで「覚えてたらね」の内なる声がした。
先ほど、「覚えてたわよっ」と、心のどこかに毒突いておいた。
 
 
 
 
 
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今日は盆の入りで
冥界から皆さんお帰りになっているはず。
父も母も舅の姑も帰ってきているだろうけど
山姥家には仏壇がないから
それぞれの兄のところにいるのだと思う。
 
お帰り父さん母さん
 
 
 
 
 
見上げれば、赤い月が其処にいた。
 
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