Y版山姥日記

旧山姥日記

嗚呼8月に左様なら・8月30日31日の富士山

8月30日午前10時頃
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8月31日午前8時16分頃
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昨日30日静岡市まで行くのに
いつものようにJR新蒲原駅前のイオンに車を止め
11時43分の電車に乗ろうと走った。
間に合わないかもと思ったのがいけなかった。
階段を駆け上り、あと3段のところで
電車の扉は無情にも閉まって
気の小さな山のオバサンは諦めた。
そこで大声をあげさえすれば、20分もホームで待たなくてもよかったのだ。
 
けれども
 
その20分の間に読書も出来たし
日陰になったホームのベンチで一人、物思いに耽ることも出来た。
そうして
通い慣れた駅であるのに
海辺の駅であることに気付いたのだった。
 
電車の発車時刻を目掛けてホームに駆け上り
滑り込んできた電車に一目散に乗り込んでいたそれまでと違い
ゆっくりとホームに一人でいることの贅沢を味わった。
海風は心地よく
お昼のチャイムのオカシナ事にも気付いた。
 
12時直前、山側から「椰子の実」のメロディーが聞こえ
12時直後、海側からシューベルトの「アベ・マリア」が聞こえた。
 
絶妙な時間差で、ナンのためのチャイムなのか
しばらく考え込んだが
他所の町の住人にはその答えは未だに分からない。
 
 
 
今日31日、予てからの約束である
元国会議員と山のオバチャン達との話し合いに参加する。
 
その元議員が山のオバチャン達に何を期待しているのかは分からない。
分からないが、近所のオバサンに「出てね」と言われたので出た。
衆議院選挙が近いのかな。
 
新聞を取らなくなって久しいし
テレビのニュースショーも見なくなった。
NHKのニュースを見るくらいで、世の中の動向に疎くなっているけれど
「我が民よ」と慈しんでくれる為政者がいないのだけは知っている。
悪口合戦は国民のひんしゅくを買うって分からないのかな。
 
 
誰でもいいけど
明るい希望を持てるニッポンにして頂戴。
我が家の家計をナントカして頂戴。
 
 
 
 
8月は
怒濤のようにやって来て
暑い夏を置き去りにして去ってゆく。
 
今年の8月というヤツは
切なさや懐かしさなどの繊細さは持ち合わせが無く
凶暴だったけれど
 
今度会うときは
繊細なセンニンソウの花のように
白が似合うヤツだといいな。
 
左様ならねばならぬなら・・・
と、
愚痴一つ言わずに三行半を受け取った武家の妻のように
グズグズと言わないようにしようと思ったけど
ワタシには無理。
 
暑いのなんか嫌いだ。