晴天のなんて麗しい事よ
もうちょっと後の山姥家玄関先より富士を望む
嗚呼
久方ぶりの青い青い空を眺め
この心地よさに酔い痴れようと思った矢先
無常の風は杉の花粉をまき散らし
ワタシを籠の鳥とするべく 閉じ込める
久方ぶりの青い青い空を眺め
この心地よさに酔い痴れようと思った矢先
無常の風は杉の花粉をまき散らし
ワタシを籠の鳥とするべく 閉じ込める
と、意気揚々と豆蔵を連れ春探訪と洒落込んだ
ワタシ、深窓の令夫人のように閑かに暮らすわ
杉花粉が去ってゆくまでは・・・
杉花粉が去ってゆくまでは・・・