Y版山姥日記

旧山姥日記

霜踏んで~赤富士ぞ

12月16日(火)

午前10時38分
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午後4時48分
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        朝の散歩の時に
        霜の溶けた裏の山へと続く道を
        小次郎に引っ張られて小走りになると
        スッコロびそうになる

        アワヮと体勢を立て直そうと努力していると
        「あなた・・・毎朝ね」と富士山の嘆息が聞こえ

        気がつくと小次郎までもがワタシを見つめていた


        夕方
        豆蔵の用事をしに外へ出ると

        ここは駿河の国
        妾は霊峰富士に住いする木花咲耶姫
        と、お言葉を聞いたような聞かないような


        うへぇと叩頭した方がよかろうかとも思ったけど
        見上げて写真を撮るにとどまった


        心の中では美しいお方さまよと褒め称えていた
        と いうことにしよう