Y版山姥日記

旧山姥日記

損したこと得したこと

先ずは損したことを・・・

事の発端は先月の終わり頃なのです。
太っ腹は山姥村の悪ガキ三人衆とともに晩餐会へと出かけました。
帰ってきてから興奮気味に話しまして
怪しいけど美味しい中華料理屋があったと・・・

で、行ってみました。
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    今まで何度もその店の前を通り
    気にもせず素通りをしていました。
    なんとまぁ、
    立派な中華料理屋さんだったのです。
    29年間も知らずにいたことが悔やまれてなりません。
    店構えがあまりにも田舎に同調し
    何の不思議もないほど
    景色に馴染んでいたのです。
    例えて見るならば
    田園風景の広がるド田舎の食堂です。

             反省致しました。
             見た目で判断はいけないのです。
             生きていく上での摂理です。
             真実を見抜くチカラのなさに涙致しました。
             これからの人生の望みともなる中華料理屋であります。

             八宝菜が一番美味しいかったです。
             クワイとフクロタケも入っていたし
             満足満足。
             写真は富貴エビであります。




得したことは・・・

先日のお会式の時のこと。
出来合のものを使うと申しましたが
漬け物だけは 各家の自慢の漬け物が出て参ります。
ゴーヤの粕漬け・ハヤトウリの漬け物、もちろん白菜漬けなど
何種類もの漬け物が豪勢に並びます。
                     ワタクシは漬け物は漬けません。
                     もらったものの方がずっと美味ですから。
で、その中にショウガの粕漬けがございました。

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   お会式のおさんどんは
         一日中立ちっぱなしで
   それに冷えますから
         足先はジンジンしています。
   お会式の後の当番の食事になる頃は
         女衆はへろへろに疲れ果て
   漬け物とおけんちゃんの昼食は
   座ることのできる幸せを実感いたします。

             「これショウガ? 辛くない?」とワタシが聞きますと
             漬けた張本人のAちゃんは事も無げに
             「辛いよ。少しずつかじんなよ」と答えてくれました。
       
             おそるおそるちょっぴりカジリますと
             あれ! 有り難や・・・
             冷たくなっていた足先が火照り始めました。
             お隣のK代ちゃんも
             「あれぇぇ。足が温かくなってきただよ」と嬉しそうです。
             即効性も ここまでくれば驚異であります。
             寝る前にチビットかじれば 極寒の夜も怖くありません。
                         
                           (ワタシは冷え性ではありませんが)

             漬け方を教授してもらいましたが
             大きい古根売ってるかなぁ。売ってないなぁこの時期。
             来年やってみようっと心に誓いました。
             丸のまま一つもらったので、寒い夜は一かじり。




おまけ
静岡名物『8の字
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                  初めて食べました。
                  大阪のソバボウロの方が美味しいかなぁ。
                  味覚は人それぞれだから わからないけど。

                  このお菓子の名前は「ハチノジ」と読み
                  見たままの命名だそうであります。


昨日、ヨガ教室に通い始めましたと書いたばかりで
おまけに、みなさまに激励されてやる気になったのではありますが
食欲には勝てませんです。ハイ・・・






※  文中の言葉の解説

「悪ガキ三人衆」 60歳をとうに過ぎた三人ではあります。
         でも、見るからに悪ガキです。
         気のよい人たちでもあります。

「おけんちゃん」 けんちん汁のこと