Y版山姥日記

旧山姥日記

行動パターンが変化したのか?

その一

メタボ対策に乗り出した行政が
「崖っぷちのメタボ」体操教室を開きました。
知らん振りを決め込んでいましたが 保険委員会の会長さんは逃れられませんでした。
なので、みっちりとスローストレッチをさせられ『一ヵ月後には1kg減』を命じられました。
プレッシャーで食欲が落ちました。しかし体重は落ちません。不思議な現象です。



その二

山姥村の女性部というお集まりで おせち料理の講習会がありました。
コレも知らん振りを決め込みたいのですが 役員なので写真係にさせられました。
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集会所の駐車場で
初めて富士山ナンバーを見ました。
ウチのクルマも富士山ナンバーにしたいなぁ。
山姥村の住人の車です。
かなり羨ましい・・・
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出し巻き玉子です。
甘いけど、美味しいです。
我が家でも作れると確信しました。
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牛肉のたたきです。
こちらも思ったより簡単で
コレなら山姥家の定番メニューでもいいかな。
そう思えるほどお手軽に出来ました。


その三

そして、昨日23日は驚異の出来事です。
超インドア派の山姥夫婦が、なんとアウトドアへと躍り出たのでございます。
事の発端は、21日夜 テニスから帰ってきた太っ腹の一言でした。
「Zさんがカメラ教室開くって!」と大騒ぎいたしました。
Zさんとは、太っ腹の友人でテニス仲間の写真家Z氏です。
しかも 場所は朝霧高原の奥にある根原分校であると言うので
ワタクシ、思わず「行く~~~~!!」と返事をしてしまいました。

穏やかに晴れ上がった23日の朝、ワタシはZ氏も加えて3人前のお弁当を作り
太っ腹と共に根原分校を目指しました。
山姥村から40分程度のところですが700mほどの上りです。(もちろん徒歩ではありません)

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          紅葉には少し遅かったようです。
          落葉樹は紅葉を終え その錦の衣を脱いだ後でした。

          しかし
          黄金色に輝くススキの草原は美しく
          辺りには鳥の鳴き声しか聞こえません。
          風はあくまで心地よく ワタシの頬を撫ぜていきます。

          舗装されているのですが
          落ち葉の絨毯の上を歩くその音その香り
          山姥村では味わえない山の風貌
          
          この静けさを満喫している夫に驚きます。
          これからもこうやって出かけようと誘うと
          夫・太っ腹はにべもなく「考えておく」と。
          この「考えておく」は「イヤだ」と同義語です。

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          この富士宮市根原地区のススキの草原は
          この地区の住人によって大切に守られているとのこと。
          同行のプロの森の案内人が説明してくれました。
          日本のこうしたクサハラは放っておくと森になってしまうので
          毎年の野焼きが必要になるそうです。

          そういえば、東富士演習場でも野焼きがあるとか
          あそこのススキが原も見事です。

          人の手が入って やっと守られている景観に
          頭の下がる思いです。


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          この手はワタシの手ではありません。
          ご一緒した若いお母さんの手です。
          6歳の坊ちゃんとご主人と楽しそうに歩いておられました。
          手の上のものはマツボックリの芯です。
          リスが食べた残骸と森の案内人は嬉しそうに教えてくれました。

          いろんなことを知っているようで 何にもしらないんだなぁ。

          けれど、知らないということも悪くはありません。
          ちょっとしたことでも驚きと共に感動できるのですから・・・


このイベントは自然を満喫しながらZ氏にデジカメの撮り方を教えてもらうという物でした。
いつもはチューリップマークや山マークで撮っていた写真を
Aマークで撮るのですが・・・
このカメラ壊れちゃったとワタシが言うとZ氏は笑いながら直してくれました。
ココ押しちゃったでしょ。とだめ出ししながら・・・
教えてもらったことは忘却の彼方に去りました。
また教えてもらおう。


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スライドショーにいたしました。
御用とお急ぎでない方はご覧くださいますと幸甚に存じます。
「根原自然学校へ・・・」