テール
忘れていました。
お祭りの準備の初日、
太っ腹爺は午前中に呼ばれていました。
太っ腹爺は午前中に呼ばれていました。
この村にはもう何十年も前からのガキ大将がいて、
Sちゃんと言います。
Sちゃんと言います。
このSちゃんのガキ大将振りは、天晴れお見事です。
Sちゃんは昔養豚業をしていて
その豚さんのいた小屋が、作業場になっています。
事務所だったところは、宴会場になっていますが
キレイとは程遠いけれども、男衆はここで飲むのがいいらしいです。
その豚さんのいた小屋が、作業場になっています。
事務所だったところは、宴会場になっていますが
キレイとは程遠いけれども、男衆はここで飲むのがいいらしいです。
そこで、
テールスープを作る事を、爺は命令されたのです。
「マイッタなぁ・・・」と言いながらも、
そそくさと出て行ってしまいました。 いつもの事です。
テールスープを作る事を、爺は命令されたのです。
「マイッタなぁ・・・」と言いながらも、
そそくさと出て行ってしまいました。 いつもの事です。
コレが貰ったテール↓
すぐに帰ってきて
「いいとこ盗ってきたから、煮込んでおいて!」そう言って、また風のように飛んでいってしまいました。
男衆は煮こぼす事もせず、そのまま煮込んでたらふく食べ
みんな、お腹が・・・おなかが・・・オナカガ・・・
みんな、お腹が・・・おなかが・・・オナカガ・・・
山姥家では
ちゃんと、煮こぼしてじっくり煮込み
ブラウンソースでシチューにして、頂きました。
ちゃんと、煮こぼしてじっくり煮込み
ブラウンソースでシチューにして、頂きました。
残ったモツ煮は、各家庭に配られました。
我が家では、奥様がお嫌いだそうなので
冷凍され、知り合いが取りに来るのを待っています。
我が家では、奥様がお嫌いだそうなので
冷凍され、知り合いが取りに来るのを待っています。