Y版山姥日記

旧山姥日記

実るほど・・・

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実るほど 頭を垂れる 稲穂かな

誰の作った俳句だろうと思い、調べてみました。
コレは、俳句じゃなくて慣用句だった・・・
知性・教養ないのが バレちゃったゎ。

近年、田植えも稲刈りも早くなっています。
もう、刈ってもいいような田圃が見受けられます。
殆どの農家が「コシヒカリ」を作っています。

日本中が画一化され、
田舎はどこへ行っても、同じような田舎になっていくような感じがします。

「村おこし」が盛んに言われていた頃
太っ腹爺は「何にもしない事が村おこし」と言ってヒンシュクを買いました。
けれどね
手付かずの田舎って、あまりないのです。

たとえば、
竹炭・田舎蕎麦の手打ち体験・○○餅に○○ワイン・・・
どこでもあります。

グリーンツーリズム
都会の人が田舎の人のおうちにホームステイする事です。

都会の人にとっては、面白い体験でしょう。
ホームステイ先は登録制らしいのですが
我が家は断固拒否です。(言葉は強いですが、それほど怒ってはいません)
                         山姥家は農家ではないのでお声もかかりませんが

有名な無農薬・有機栽培の野菜は
ご近所で作っていても、買えません。
都会の人がネットで買うので、地元が買えないわけです。
               地元の人はお百姓の自家用のものを買えば、ほぼ無農薬ですけど・・・

それでも・・・と私は考え込んでしまうのです

どんなに手付かずの田舎をと願っていても
田舎にお金を落として行ってくれる都会の人がいた方がいいに決まっている。
専業農家では暮らしていけないのですから。

私は、好き好んで田舎暮らしを始めた訳ではないので
ここの暮らしに腹を据えるのことに時間がかかりました。

でも、住めば都。
なくしたものも沢山あるけど
得たものも本当に沢山あります。
それで、好しとしましょう。